飲食事業運営のクライマックスコーヒー(沖縄市)が破産手続きを開始し従業員の一部で給与の未払いが起きている問題で、一部店舗の事業を継承したKHK(那覇市)は11日、本紙の取材に、学生アルバイトを含め継続雇用した従業員32人の8月分の未払い給与約450万円を立て替えるなど、事業の再生に向け対応していると明らかにした。

クライマックスコーヒー デポアイランド店(Googleストリートビューより)

 KHKは那覇市泉崎の「那覇OPA(オーパ)」で飲食店を経営。クライマックスコーヒーが経営していた6店舗のうち、カフェ「クライマックスコーヒー」の北谷、那覇、糸満の3店について、9月30日に経営権を譲渡された。給与の未払い問題が起きているオーパの店舗は引き継いでいない。

 給与を未払いしたのは、9月まで経営していた株式会社クライマックスコーヒーだが、未払い問題による風評被害で、KHKが来春に予定していた新規店舗の開業が白紙に戻るなど、経営再建に影響が出ているという。

 KHKは、これまで「クライマックスコーヒー」を経営していたいずれの企業とも資本関係や人的なつながりはないと説明。菊池欣也代表は「残ったスタッフは再生に向けて頑張っている。従業員の雇用を守り、県民になじみのあるクライマックスコーヒーを立て直したい」とコメントした。