沖縄県那覇市の新天地市場本通りで、地元の人や観光客の人気を集める「ハブ大福」がこのほど、商標登録された。ハブ大福を販売する那覇市場振興会理事長の新里俊一さんは「通りを飛び出して、全県にご当地食材を使った『おらが町のハブ大福』を作ってもらいたい」と広まりを期待する。今後、商標の貸し出しを検討する。

一つ一つ違う表情のハブ大福

 ハブ大福は2018年3月に新天地市場本通りの「琉球だんござえもん」で販売を開始。大福をカットして、舌に見立てたイチゴを入れ、ゴマで目と鼻が描かれている。昨年8月に登録を出願し、今年8月2日付で登録された。商標に登録することで他の店が許可なくハブ大福という名前を使っての販売はできなくなった。

 発売から1年半以上がたち、ハブ大福の評判はあっという間に広がった。営業先に持っていく会社員や全国テレビでの放送をきっかけに観光客も買いに訪れるようになった。新里さんによると、1日で200個売れることもあるという。最近はイチゴだけでなく、ちんすこうやブドウなども具材にしている。

 新里さんは「アセロラやゴーヤーといったご当地食材をハブ大福にかませてほしい。コンビニとのコラボで全国に広まるのもいいかもしれない。大福が地域の話題づくりにつながれば」と展望を語った。

 那覇市場振興会では商標の貸し出しや販売に関する相談を受け付けている。電話090(9656)6155。