沖縄県那覇市の各地域の情報をまとめた冊子「み~きゅるきゅる」の約8年ぶりの発行に向けて市内外の人たちが動きだしている。8日、1回目の定例会が市壺屋で開かれ大学生から社会人まで約10人が参加。資料集めの方法やインタビューしたい人のアイデアを出し合った。

「み~きゅるきゅる」第8号の発行に向けて動きだしたメンバーたち=8日、那覇市壺屋・まちなか研究所わくわく

これまでに発行された地域情報を集めた冊子「み~きゅるきゅる」

「み~きゅるきゅる」第8号の発行に向けて動きだしたメンバーたち=8日、那覇市壺屋・まちなか研究所わくわく これまでに発行された地域情報を集めた冊子「み~きゅるきゅる」

 「み~きゅるきゅる」は2004年に創刊号を発行。桜坂や久茂地、前島など那覇市のさまざまな地域にフォーカスを当てて編集されている。

 第8号のテーマは「アーケード」。全24ページで来年3月の発行を目指している。これまで編集長として冊子作りに携わってきたNPO法人「まちなか研究所わくわく」の事務局長、宮道喜一さん(41)は第一牧志公設市場の建て替えに伴い、市場に接するアーケードが撤去されることから「(建て替えは)マチグヮーにとって大きな節目。町並みが大きく変わろうとしている中、新しいアーケードを作ろうと動きだしている人たちもいる。これを契機にマチグヮーの魅力をつくりだしているアーケードを冊子にまとめて記録したいと考えた」と話す。

 冊子作りのメンバーは会員制交流サイト(SNS)などを通して募った。メンバーには市内外から情報誌作りやアーケードに関心がある人たちが集まった。

 メンバーの正代弓子さん(37)=宜野湾市=は那覇高校出身。今回は新聞や議会の議事録などからアーケードにまつわる資料集めに挑戦する。「学生時代はよく商店街を歩いていた。昔の記憶もたどりながらやってみたい」と抱負を語る。沖縄国際大学1年生で高校時代からみ~きゅるきゅるファンだという舟田琉人さん(18)=浦添市=は地図作りを担当。「アーケードのある風景が好き。今ある景色を残していけたら」と意気込んだ。