「安心してごみ捨てができるようになった」。視力が弱く高齢で足腰も弱いことから、ごみ出しに苦労していた比嘉孝之さん(85)=沖縄県名護市宮里=が、役所の素早い対応により、自宅前で安心してごみ回収をしてもらえるようになったと喜んでいる。

ごみ置き場を前に「安心してごみ出しできるようになった」と話す比嘉孝之さん=名護市宮里

 妻を亡くして12年で、現在は1人暮らし。ごみ出し作業も自分でしなければならないが、ごみの回収場所は自宅から約10メートル離れた国道沿いの歩道。これまでは午前7時半に信号機にくくりつけたバケツにごみを出し、午後1時すぎにバケツを回収していた。

 だが、比嘉さんは生まれつき視力が弱く、1メートル先も見えない。交通量も多く、ごみ出しのたびに危険を感じており「もう少しで車にひかれる」という経験も度々あった。

 そこで市役所に相談したところ、2週間ほどで自宅の前までごみを回収しに来てくれるようになったという。役所の対応に比嘉さんは「助かっている。今は気持ちも安心です」と感謝の言葉を述べた。