沖縄三大綱引きの一つ「那覇大綱挽(ひき)」は13日、那覇市内全域の旗頭が国際通りを練り歩いた後、東と西に分かれてギネスにも登録された大綱を引き合った。綱が一部切れるアクシデントもあったが、参加者は思い思いに沖縄の秋の風物詩を楽しんだ。

途中で綱が切れ、勝負は引き分けとなった=久茂地

 午後4時20分ごろ綱2本がつながると、会場は盛大な拍手と指笛。審判旗が振り下ろされ参加者は「ハーイヤッ」の掛け声で一斉に綱を引いた。

 開始からわずか約4分後、西側の手綱が一部切れたため、綱が東へ大きく動いた。勝負は引き分けに終わったが、参加者はカチャーシーなどを踊って伝統行事の醍醐味(だいごみ)を最後まで味わった。

 観光で来県し、綱を引いた愛知県の小学1年生飯田海里(かいり)さん(7)は「転びそうにもなったけど、楽しかった」。

 「国籍問わず、みんなで一生懸命やる雰囲気は最高」と話すのは沖縄市の具志堅全博さん(64)。「綱が切れなければもう少し楽しめたのに」と名残惜しそうだった。(写真・国吉聡志、下地広也)