破産手続きの準備に入っているクライマックスコーヒー(沖縄市)でアルバイトとして働いていた学生ら7人への賃金未払い問題で、学生らは15日、沖縄キリスト教学院大で「大学生はブラックバイトに負けない!」と題する緊急記者会見を開いた。突然の解雇と未払いが発生した経緯などを報告し「大きな会社だからといって安心してはいけない。理不尽に立ち向かう強さを持ってほしい」と泣き寝入りしないよう呼び掛けた。

突然の解雇と賃金の未払いが発生した経緯を報告する学生たち=15日、西原町・沖縄キリスト教学院大学

 記者会見に臨んだのは同大2年生と4年生の2人。約8万円の未払いがある2年生(20)は「新学期の教科書代やガソリン代、食費にお金がないことを実感し、とても苦しい思いをしている」と訴えた。

 4年生(22)は「倒産したら賃金をもらえないわけではないが、法的には8割しか立て替えてもらえず、許されない」と話した。

 授業などで出席できなかったほかの学生らは「同社の元社長にこの件を重く受け止めてもらい私たち全員に謝罪してほしい。給料をきちんと支払ってほしい」と書面で声明を出した。

 学生らをサポートする同大の玉城直美准教授は「学生がバイトで苦しみつぶれていく様子を日々見ている。県や経済界には、沖縄に貢献したい若者を育てるような経営を心掛けてほしい」と呼び掛けた。