【恩納】家族や恋人、知人に、普段は言葉にしていない愛情や感謝を伝える告白イベント「恩納村から愛を叫ぼう2019」(主催・村観光協会)が12日、村仲泊の「おんなの駅」内海テラスで開かれた。事前申し込み分に飛び入り参加も加えた計11人が思いを込めた熱い言葉や歌を相手に伝え、会場を沸かせた。

パートナーに愛と感謝を伝える参加者=恩納村仲泊・おんなの駅内海デッキ

 村出身の女性歌人、恩納ナビーのように思いを伝えようと、17年に始まった。参加者は内海の対岸に立つ相手に対し、「わがままな私が結婚生活を34年間続けてこられたのはあなたの力です」「毎日料理を作ってくれてありがとう」-など、大声で思いを叫んだ。

 妻のルミ子さん(36)に「あなたを一番愛しているのはおれだ」と伝えた嘉手納町の銀行員、仲本透さん(45)は「ビールを2杯飲んだら緊張も飛んだ。日頃伝えられなかったことを伝えられた」と笑顔を見せた。

 中城村の助産師、河尻亜衣さん(46)は息子の知寿さん(8)に体をつくるタンパク質の大切さを叫んだ。「家庭の平和は栄養から。肉、卵、魚!」と伝えると知寿さんは「野菜が好き」と応じ、会場の笑いを誘った。

 結婚したが、タイミングを逃していたというプロポーズの言葉を伝えたのは沖縄市の長嶺佳史さん(33)。当日まで参加を秘密にしていた妻の遥さん(30)に「これからもずっと一緒にいてほしい」と花束を手渡した。遥さんは「サプライズをするタイプだと思わなかった。びっくりしたけどうれしい」とほほ笑んだ。

 会場では恩納村で盛んなリゾートウエディングを活用した地域活性化の試みもあった。来場者をもてなすウエルカムドリンクとして、村特産のパッションフルーツを使ったサイダーや、プチギフトとしてサーターアンダギーやガトーショコラなどのお菓子が配られた。