沖縄ファミリーマート(那覇市、野﨑真人社長)は24日、琉球泡盛カクテル「愛さ(KANASA)」を発売する。泡盛マイスター協会(貞岡結子会長)が主催する大会で内閣総理大臣賞を受賞したレシピを再現。沖縄県産パイナップルとシークヮーサーの果汁を使い、女性も飲みやすく仕上げたという。沖縄ファミマとリウボウストア、デパートリウボウの計339店舗で販売する。

沖縄ファミリーマートが発売する琉球泡盛カクテル「愛さ(KANASA)」

 アルコール度数は5%で、280ミリリットル。価格は300円。版画家の名嘉睦稔さんの作品「カムロ花笠」をパッケージデザインに使い、沖縄らしさが感じられるようにした。

 月間3万本の販売を目標にしている。達成すれば全国のファミリーマートでの取り扱いを目指す。

 泡盛の総出荷量は14年連続で前年割れが続いている。減少に歯止めを掛けようと、泡盛マイスター協会が泡盛独特の香りや強い度数が苦手な人でも飲みやすい商品として企画。石川酒造場(西原町、大城俊男社長)に製造を依頼し、沖縄ファミマでの販売にこぎ着けた。

 同協会監修の下、香料や安定剤を使用せず、果汁100%にこだわった。貞岡会長は「泡盛になじみの薄い若者や女性を取り込むためには新しい飲み方の発信が重要になる。新たな泡盛ファンを獲得し、出荷拡大につなげたい」と話した。