沖縄県立八重山病院付属西表西部診療所の常勤医が急病で不在となり、14日から代診医で対応していることが分かった。これに伴い、八重山病院は同日から診療体制の一部を変更した。平日の日中は木曜休診の週4日体制とし、夜間のうち水~金曜日は東部の大原診療所で対応する。16日に地域住民への説明会で明らかにした。

(資料写真)県立八重山病院

 八重山病院によると、県病院事業局に新たな常勤医の確保を要望しているが、医師不足などからめどは立っていないという。在勤医を派遣することになった八重山病院の負担も重く、「一般外来の縮小など診療制限もあり得る」と話している。

 西部は管内の四つの診療所のうち患者数が最多。治療に当たるのは常勤医1人で、近年は急な呼び出しや夜間の診察が増え、医師が疲弊する原因になっているという。同病院の総務課は「常勤医を確保するまでの間、西部の住民の皆さんには車で東部の診療所を利用していただくなど協力をお願いしたい」と話した。

 住民からは常勤医不在が続くことへの不安の声や、県病院事業局に説明会の開催を求める意見などが出た。