【本部】沖縄美ら海水族館は18日、マンタと同じイトマキエイ属のエイ「ヒメイトマキエイ」の世界初展示を始めたと発表した。背中側の青紫色の光沢が特徴で、日本で見られる同属の中でも最小の種。同館の「黒潮の海」大水槽でエリアで雄雌各1個体を観賞できる。

ヒメイトマキエイ(沖縄美ら海水族館提供)

 展示中のエイの体幅は雄が約100センチ、雌が約120センチ。雌は今年5月、雄は同6月に読谷村沖で捕獲された。

 同館黒潮展示係の松本瑠偉係長によると、ヒメイトマキエイは輸送後にエサを食べなくなるなど、飼育が難しい魚種。今回は捕獲後、輸送前に畜養することで飼育環境に慣らし、エイを泳がせながら輸送できる特殊なコンテナを使って海上輸送に成功した。松本係長は「最終的には繁殖を目指したい」と意欲を示した。