そして、ここまで聞いて、私はようやくサメのことを思い出した。(40分も経ってようやく。)
 サメを撮影したのは、数日前にテレビで沖縄の安里川でサメがいると放送していたからだという。「撮ってみたくて、安里川に行ってみた。1時間ずっと川を眺めていたら上がってきたんだよね!」

 3匹のサメ、こちら。

 
 
 

 
 確かにサメだった。だが、3匹の個体が違うかどうか判断できず。安里川では時折サメは見られるものの、3匹一緒に写っている写真はこれまでになく、私も勘違いしてしまっていた。糸数さん、ごめんなさい。

 ぜひ、3匹一緒に写った写真が撮れたら、また電話をください!

 人面魚からサメから糸数さんの人生まで、新聞社には、読者のこのような話がたくさん集まってくる。権力に立ち向かう大仕事もあるが、電話をくれて、自分の人生を聞かせてくれる、ほのぼのとした時間が持てるのも記者としての醍醐味の一つ。むしろ、こんな時間の方が多いかもしれない。

 きょう10月21日まで新聞週間。読者が思いを込めた投稿欄もぜひ読んでほしい。
 
 後日。私はフェイクニュースのイベントに出たときの模様がテレビで放映されると聞いていたため、テレビの放送を見ていると、会社の固定電話が鳴った。
 糸数さんだった。
「與那覇さん、テレビに出てるよ!」。
 もう、ありがとう!
 記者人生、だからやめられないな。