米軍嘉手納基地では22日午前から、18日に約3・6キロの重さの部品の落下事故を起こした米空軍MC130J特殊作戦機の同型機が訓練を実施した。目撃者によると、午前8時前から同基地所属の1機が嘉手納基地を離陸するのが確認された。午前9時42分にも1機、同基地を離陸した。嘉手納行場に関する三市町連絡協議会(三連協)会長の當山宏嘉手納町長は本紙取材に「原因究明や点検がしっかりとなされているのか、米側から説明がないまま運用されることは看過できない」と訴えた。

嘉手納基地を離陸する同基地所属のMC130J特殊作戦機=22日午前9時42分、嘉手納基地

 「落下した部品はかなりの重量で、万が一住民地域に落ちていたら大事故につながりかねないとの危機感を持っている」と強調。相次ぐ事故に「安全管理の徹底を求めてきている中で、事故が続いているは極めて遺憾だ。米側にしっかりと説明を求めていきたい」とし、関係機関に抗議や再発防止の徹底を求めていく考えを示した。

 同型機は事故が明らかになった21日にも嘉手納基地周辺の上空を飛行したことが確認されている。