プリントTシャツ販売のコスミック(沖縄読谷村、中野芳彦代表)は18日、那覇市牧志の市場本通り内に、ドラえもんやハローキティ、スヌーピーなどのアニメキャラクターのオリジナルTシャツ店「OKINAWAPOP.JP(オキナワポップ)」をオープンした。アニメキャラが沖縄観光に訪れたと設定し、シュノーケルを楽しむドラえもんや日焼けしたドラミちゃんなど店舗限定のデザインを用意。ネット販売はせずに希少性の高い沖縄土産として、インバウンド(訪日外国人旅行者)需要の取り込みを狙っている。(政経部・仲田佳史)

ビーチパラソルの下で日焼けしたドラミちゃんや、ビーチチェアで横になる日焼けしたドラえもんのTシャツ

ビーチパラソルの下で日焼けしたドラミちゃんや、ビーチチェアで横になる日焼けしたドラえもんのTシャツを掲げるオキナワポップのスタッフ=18日、那覇市牧志

ビーチパラソルの下で日焼けしたドラミちゃんや、ビーチチェアで横になる日焼けしたドラえもんのTシャツ ビーチパラソルの下で日焼けしたドラミちゃんや、ビーチチェアで横になる日焼けしたドラえもんのTシャツを掲げるオキナワポップのスタッフ=18日、那覇市牧志

◆製作数に応じて著作権料

 コスミックは国際通りで8店舗のプリントTシャツ店を運営している。海外クルーズ船の寄港が増え、インバウンドが増えている一方で、売り上げに占める割合は15~20%と低く、新たな販売戦略を模索していた。

 3年前に台湾の人気キャラクター、マレーバクの「LAIMO(ライモ)」をTシャツにしたところ、売れ行きが好調だったことから、海外で人気の高いアニメを中心にしたTシャツづくりを思い付いた。

 1年間かけて、アニメ制作会社やライセンス会社にオリジナルTシャツの制作を打診。製作数に応じて著作権料を支払い、ドラえもんやマジンガーZなどアニメ4作品のキャラクターTシャツを販売している。価格は大人用が税抜き3800円から。

◆店舗限定の独自性が強み

 コスミックでラフを描いてアニメ会社にイメージを伝え、人魚になったしずかちゃんや、かりゆしウエア姿ののび太君など新たなデザインを企画しており、同店舗でしか購入できない独自性が強み。売り切れ次第で終了したり、1シーズンのみの展開であったり、希少性をうまく利用し、購買意欲を刺激する。

 今後はウルトラマンやポパイ、ハクション大魔王などの展開を検討している。冬場は長袖やパーカーも取りそろえ、月商600万円、インバウンドで売り上げの5割を目指す。

 森本浩嗣(ひろし)取締役販売部長は「店舗を宿に見立て、キャラクターが沖縄に遊びに来たというテイストで南国リゾートを楽しむ姿をデザインで表したい。ごみ拾いする様子など社会問題の解決もTシャツで訴えられれば」と意欲を示した。