沖縄本島中部にある公園で、ネコの虐待事案が8件相次いでいることが22日までに分かった。動物愛護団体「沖縄アニマルガーディアンズ」によると、今年2月ごろからアイスピックのような物で突かれたような傷のある数匹が見つかり、今月6日には胴体が刃物で切りつけられたような死骸が発見された。県警はパトロールを強化している。

(資料写真)ネコ

 同団体の新垣善広代表(56)は「沖縄は野良ネコが非常に多く、各地で虐待が起きている。飼育の在り方を見直し、行政も積極的に対策に取り組んでほしい」と話している。

 公園を管理する県中部土木事務所も事案を把握している。県動物愛護管理センターなど関係機関と情報共有し、街灯の修繕や除草などに取り組むという。

 沖縄国際大学の山入端津由名誉教授(犯罪心理学)は「日常生活で人との交流が乏しく社会に受け入れられていないと感じる人が、身近な動物を虐待して不満を解消させるケースがある」と指摘している。