比嘉酒造(読谷村、比嘉兼作社長)は23日、SNS上で強い影響力を持つインフルエンサーとパッケージを共同開発した「OKINAWA LEMON」を発表した。泡盛「残波43度」をベースにしたリキュールで、県産シークヮーサーを使用し、若い女性をターゲットに開発した。

25日から沖縄の産業まつりで先行発売される泡盛ベースのリキュール「OKINAWA LEMON」=23日、県庁

 SNS上で試作段階のパッケージを公開し、インフルエンサーとフォロワーの評価やアイデアを取り入れながら開発を進める業界初の試み。

 商品の完成までにSNSで投稿を見た人の数を示す総リーチ数は約248万リーチ。広告費に換算すると1243万円になるという。

 発売前から海外から問い合わせがあり、すでに香港の百貨店への導入が決まっている。「残波」を販売している香港や台湾の店舗を中心に展開予定。比嘉酒造の太田敏取締役営業統括本部長は「パッケージの効果が実証されれば、今後も若い人を意識した開発をしていく」と話した。

 アルコール度数は12度。300ミリリットル入りで、希望小売価格は税抜き1364円。初年度の販売目標は5千本。産業まつりで先行発売し、11月1日から県内のお土産品店や量販店などで販売する。