那覇市保健所が人手不足などを理由にエイズウイルス(HIV)や梅毒の無料検査の予約受け付けを休止していた問題で、市議会厚生経済常任委員会は24日、職員体制や検査の実施状況について審議した。国吉真永健康部副部長らは「ご迷惑おかけしたことをおわび申し上げる」と謝罪。予約受け付けを再開した21日から24日までに20~30件の予約問い合わせがあったと報告した。

沖縄県内のHIV検査受検数の推移

 今後は感染症を管轄するグループに保健師1人がサポートに入る。12月からは「世界エイズデー」に伴う検査強化週間の他に、週1回のペースで検査を再開する方針。現在、臨時の臨床検査技師の募集をかけているとし、採用できれば来年1月以降に検査実施日を順次増やす予定。

 県全体の検査実施数の約半数を市保健所が担っている中、委員からは受検者の居住地にかかわらず、費用の2分の1を市が負担していることについても質疑が相次いだ。

 国吉副部長は検査の匿名性を守るため、どのくらいの市外の人が検査を受けているのか把握できていないと述べた。