「空手の日」の25日、豊見城市の沖縄空手会館の特別道場「守禮之館」で奉納演武が行われた。県指定無形文化財「沖縄の空手・古武術」保持者の仲本政博さん81をはじめ、重鎮6人が鍛錬で磨き上げた至高の技を披露。伝統の技で国内外から訪れた約300人を魅了し、「空手発祥の地・沖縄」を発信した。

奉納演武を披露した、(左から)平良慶孝、阿波根直信、島袋善保、佐久川政信、仲程力、仲本政博の各氏=25日、豊見城市・沖縄空手会館

 県や沖縄伝統空手道振興会などが主催。奉納演武を披露したのはほかに、県空手道連盟会長の平良慶孝さん76=松林流、沖縄空手・古武道連盟会長の阿波根直信さん79=小林流、県空手道連合会会長の島袋善保さん76=少林流、全沖縄空手道連盟会長の佐久川政信さん70=少林寺流、沖縄空手道協会上地流相談役の仲程力さん86。

 演武後、平良さんは「空手は先人が残してくれた大事な伝統遺産だ。しっかり守って後輩たちに伝承し、さらに世界へ発信したい」と力を込めた。

 27日午後3時半からは記念演武祭が那覇市の国際通りであり、約2千人が一斉演武を行う。