台湾で人気の縁結びの神様「月下老人」のお迎えセレモニー(主催・コザまち社中など)が18日、沖縄県の沖縄市役所であり、幸せを願う多くの人たちでにぎわった。

月下老人に参拝する女性=18日、沖縄市役所

月下老人の像をPRする范振國処長(左)と仲本兼明副市長=18日、沖縄市役所

月下老人に参拝する女性=18日、沖縄市役所 月下老人の像をPRする范振國処長(左)と仲本兼明副市長=18日、沖縄市役所

 月下老人は台北市内にある寺「台北霞海城隍廟(シアハイチェンファンミャオ)」に祭られている像で、「アジア最強の縁結びの神」(同社中)として地元の若者を中心に絶大な人気を集めている。

 体長約40センチ。膝まで伸びた長いひげにつえを持つ。中国の古い物語に由来し、運命の赤い糸をつかさどるとされる。新しい出会いだけでなく、すでにある良縁を深め、仕事での縁にも御利益があるという。市では3年前から、コザまち社中が中心となって月下老人を招聘(しょうへい)。参拝者は年々上昇傾向で、昨年は約8千人が訪れた。

 セレモニーで仲本兼明副市長は「この機会に良縁をつかみ、幸せな未来への一歩を歩んでほしい」とあいさつ。台北駐日経済文化代表処那覇分処の范振國(ハンシンコク)処長は「月下老人は台湾で老若男女問わず、多くの人たちの間で浸透している」とし「月下老人のパワーで沖縄市の皆さんに良い出会いがあるよう願っている」と述べた。

 参拝に訪れた津嘉山クリスさん(29)=沖縄市=は「今年中に結婚につながる運命のパートナーが見つかるよう願った。いい人を見つけたい」と笑顔で話した。

 市中央の商店街「一番街」にある空き店舗で12月29日まで参拝できる。問い合わせはコザまち社中、電話098(989)0905。