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米軍機部品落下に抗議 嘉手納議会

2019年10月29日 09:22

 米軍嘉手納基地を拠点とする空軍のMC130J特殊作戦機が、米軍伊江島補助飛行場で重さ約500グラムの部品を落下した事故で、嘉手納町議会(徳里直樹議長)は28日に臨時会を開き、第18航空団や米空軍第353特殊作戦群など日米関係機関に対し、すべての航空機の整備点検と安全管理の徹底などを求める抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。町議会の代表は同日、沖縄防衛局に田中利則局長を訪ね抗議文を手渡した。

米空軍MC130J特殊作戦機からの部品落下事故と嘉手納基地から発生する騒音被害の増大に抗議する決議と意見書の両案を全会一致で可決する嘉手納町議会=28日午前、嘉手納町議会

 文書では、万が一、部品が住民居住地に落下すれば住民を巻き込む大惨事につながりかねないと批判。事故原因と再発防止策を明らかにしないまま同型機が訓練を再開したことに「身勝手な基地運用に強い憤りを禁じ得ない」とした。防衛局で田中局長は、米側から同型機について飛行前後の点検整備を行い、きちんと安全管理をして確認した上で飛行していると説明を受けたとし、引き続き米側に安全確保に万全を期すよう求めるとした。

 また、町議会は沖縄近海の空域で訓練したとみられる米軍岩国基地配備のFA18戦闘機やF35B戦闘機といった外来機の嘉手納基地への飛来中止や、米軍が実施した即応訓練による騒音被害にも抗議した。嘉手納町によると、騒々しい街中の音に当たる70デシベル以上の騒音発生回数は10月1日から22日までで町内3カ所で2778回発生し、前年同月の2407回をすでに超えている。

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