胃心地いいね「島ごはん あちまゆん」石垣市大川

1日50食限定のつけ麺。麺によく絡むスープが特徴で、食材は全て島のものを使っている

店内の白い壁に夫婦自らが描いたにぎやかな絵を背に笑顔を浮かべる新里翔太さん(右)、梨恵子さん=石垣市大川

島ごはんあちまゆん

1日50食限定のつけ麺。麺によく絡むスープが特徴で、食材は全て島のものを使っている 店内の白い壁に夫婦自らが描いたにぎやかな絵を背に笑顔を浮かべる新里翔太さん(右)、梨恵子さん=石垣市大川 島ごはんあちまゆん

 2017年11月の開店以来、八重山そばやチャンプルー料理、牛汁など約30種の食事を提供してきたが、10月末からは「つけ麺」専門店としてリニューアルした。

 石垣島出身の夫婦、新里翔太さん(35)が料理し、梨恵子さん(35)がホールを担当する。市中心部のユーグレナモールに立地し、お昼時は観光客らですぐに席が埋まる。

 それでもつけ麺店に衣替えした理由は、島の人が気軽に足を運べるお店にしたいから。翔太さんが長年、心の内で温めていたつけ麺の味で再出発することにした。

 ポイントはスープのとろみだ。下処理したニンジンや玉ネギなどの野菜を丸々鍋にかけてうま味を抽出し、さらに溶け込むまで煮込む。これがだしと混ぜ合わさると、スムージーのようなとろとろスープになる。翔太さんは「目指していたベジタブルポタージュです」とアピールする。

 元は高校卒業後に就職した東京で、行きつけだったつけ麺店の味。「石垣で同様のスープは聞かない。体にもやさしい。島の人たちにも食べてほしい」と心に火が付いた。

 一方、スープは牛と鶏、カツオ、煮干しのだしで、みそやニンニク、ショウガなどで味を調えたオリジナル。とろみが付いた分、麺とよく絡み、風味豊かで濃厚な味わい。スープの素材、石垣産和牛などの具材は全て島のものを使っている。

 1日50食限定で1杯999円(税込み)。1人前120グラムの麺は中華そばと八重山そばから選べる。食卓には「味変」セットとして七味やカレー粉などが置かれ、変化を楽しめる。白米も食べ放題。

 翔太さんは「そばのように麺の先だけスープに垂らして食べてもらうのがベスト。自慢の食感と香りを楽しんでほしい」と呼び掛けた。(八重山支局・粟国祥輔)=金曜日掲載

 【お店データ】石垣市大川209の3(ユーグレナモール・銀座通り内)。営業時間は午前11時30分~売り切れ次第終了。不定休。駐車場有。問い合わせはあちまゆん、電話090(3790)2039。