火災で正殿などが焼失した首里城の再建のため、修学旅行で来県中の静岡サレジオ高校(静岡市)の2年生が1日、沖縄タイムス社を通して2万2266円を寄付した。

静岡サレジオ高校の修学旅行生が首里城再建のために沖縄タイムス社に託した寄付=1日、沖縄タイムス社

 生徒らは修学旅行最終日の1日、首里城観光を予定していたが火事で中止に。「首里城には行けないが、何かできることはないか」と寄付することを決めた。

 提案した藤原太陽さん(17)は火事当日、宿泊していた民泊先の家族が首里城のニュースに悲しんでいるのを目の当たりにし「このまま何もせず帰るのではなく少しでも役に立ちたい」と感じたという。

 同級生らに呼び掛け、土産代などのために持参したお小遣いから寄付することにした。藤原さんは「静岡にいたら、遠い場所で起きたこととしか思わなかったかもしれない。修学旅行を通して縁ができた沖縄のために行動できてよかった」と話した。

 寄付は沖縄タイムス社など県内マスコミ各社が協力して実施する募金を通じて、再建に取り組む関係機関に送られる。