がれきと化した首里城正殿跡に、1対の大龍柱だけが焼け残った。とぐろを巻き、鎌首を持ち上げて仁王像のように構える柱状の龍。柱に巻き付く龍の装飾は中国や日本で見られるが、龍自体が柱になった形は琉球独自の意匠だ。

全焼した正殿で実況見分する消防職員と焼け残った龍柱2体=2日、那覇市首里当蔵町・首里城内
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美しい首里城よ「もう一度」 猛火に耐えた大龍柱、焼け跡に希望
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