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首里城の正殿内カメラ、火災検知の直前に電源が落ちていた

2019年11月5日 04:50
9秒でまるわかり!
  • 正殿内の防犯カメラの電源が、火災検知の反応直前に落ちていた
  • 火元とみられる正殿内では、これまでの点検で電気系統に異常なし
  • 那覇市消防局は実況見分で「出火につながるようなものはなかった」

 那覇市の首里城火災で、火元とみられる正殿内にある防犯カメラの電源が、火災検知センサーの反応する直前に落ちていたことが4日、関係者への取材で分かった。電気系統に漏電やショートなどの不具合が起きた可能性もあるとみて、県警や消防が火災との関連を調べている。

首里城火災で全焼した正殿の北側を調べる消防隊員や県警の捜査員=4日午前11時16分、那覇市首里当蔵町(小型無人機で撮影)

 一方、この日も県警や消防による実況見分が110人態勢で続けられた。正殿北側のがれき撤去はほぼ終了し、5日以降は箇所を絞って調べる。

 首里城を管理・運営する沖縄美ら島財団によると、内部の映像は暗く、火災は写っていなかった。

 市消防局によると、正殿内の熱を感知するセンサーは10月31日午前2時34分にアラームを発し、駆け付けた警備員が内部に煙が充満しているのを発見。その後、正殿の外にある防犯カメラで正殿内部から火の手が上がるのが確認された。

 那覇署対策本部と市消防局は3日、正殿北側の焼け跡から分電盤とみられる焦げた機器を運び出し、詳しく調べている。

 財団によると、出火元とみられる正殿内で過去に漏電など電気系統のトラブルはなく、10月の点検でも異常は確認されなかった。正殿では夜間、機械警備と防犯カメラ7台に供給する以外の全電源は落とした状態にしており、火災発生直前も同様の対応を取ったという。

 那覇市消防局は4日の実況見分について「出火原因につながるようなものはなかった」とした。

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