沖縄タイムス+プラス ニュース

世界遺産の石垣も損壊か がれきが遺構に入り込む 首里城火災

2019年11月5日 18:36

 沖縄県那覇市の首里城火災で、全焼した正殿床下にある世界遺産の遺構にがれきが入り込み、石垣など遺構の一部が損壊した可能性があることが5日、分かった。同日の沖縄県議会文教厚生委員会(狩俣信子委員長)で県教育委員会が明らかにした。がれきを除去した後に被害の詳細を調査するとしている。

首里城火災で全焼した正殿の北側を調べる消防隊員や県警の捜査員=4日午前

 県教委によると、国指定名勝「首里城書院・鎖之間庭園」も被害を受けた可能性がある。被害の詳細については調査中。

 一方、耐火収蔵庫に保管されていた県指定有形文化財「白澤之図(はくたくのず)」と「黒漆菊花鳥虫七宝繋沈金食籠(くろうるしきくかちょうちゅうしっぽうつなぎちんきんじきろう)」」「黒漆牡丹(ぼたん)七宝繋沈金食籠」は焼失を免れた。

 県文化財課によると県指定有形文化財3点のうち、「白澤之図」は南殿の収蔵庫に保管され、熱や消火時の水による影響はほとんどみられないという。

 残り2点が保管された寄満(ゆいんち)の収蔵庫では熱や水の影響が考えられ、損傷の有無や程度を調べるとしている。

前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
きょうのお天気