ザ・テラスホテルズ(沖縄県名護市、國場幸伸社長)で映画興行事業を担うスターシアターズが22日、新たなミニシアター「シネマプラザハウス1954」を沖縄市久保田のプラザハウスショッピングセンター内にオープンさせることが分かった。公開規模が小さくとも、良質な映画を求めるミニシアターファンを取り込むとともに、プラザハウスと連携したイベントなどを通じて新たな需要の創出も狙う。

スターシアターズが新たなミニシアター「シネマプラザハウス 1954」をオープンさせるプラザハウスショッピングセンター=5日、沖縄市久保田

 プラザハウスショッピングセンターの3階に入居し、51席のスクリーンを二つ設ける。また、音響設備にもこだわり、映画以外のイベントでも対応できるようにする。オープンに向けて工事が進められている。

 スターシアターズとしては6カ所目の劇場で、オープンにより計37スクリーンとなる。現在、ミニシアター作品を中心に那覇市のシネマパレットの2スクリーンで上映しているが、新たなミニシアターのオープンで、より多くの映画作品を上映できるようになる。

 米国型のショッピングセンターとして独自の地位を築いてきたプラザハウスショッピングセンターの歴史などを重んじ、同センターが開業した1954年にちなんだ施設名とする。

 昨年9月に亡くなった女優の樹木希林さんの晩年を追ったドキュメンタリー映画「“樹木希林”を生きる」や、中年男同士の珍道中を描いた「スペインは呼んでいる」など県内初上映の作品、1954年に日本で公開されたオードリー・ヘプバーンの代表作「ローマの休日」などの上映を検討している。

 スターシアターズの他の施設にはない約20席のカフェも併設し、映画の前後でくつろげる空間をつくる。プラザハウスと連携したイベントも企画し、劇場での新たな過ごし方を提案する。