名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で5日、ライブパフォーマンスを予定していたパレスチナ出身のラッパー「MC GAZA」ことイブラヒム・グナイムさん(27)が、直前でライブを取りやめた。グナイムさんはゲート前を訪れ「イスラエルに占領されたパレスチナと同じ緊張感を感じる」と、身の危険を感じてライブを中止したと説明した。

イブラヒム・グナイムさん=5日、名護市辺野古

 グナイムさんは「昨年、ガザのイスラエル占領地域近くでのライブ中、撮影していた友人のジャーナリストが撃たれて殺された」と話し、その記憶も強く残っていると話した。ライブの中止について「残念で申し訳ない」と謝罪した上で「心苦しいが、日本にはパレスチナの大使館もなく、身の安全も保証されていない」と理解を求めた。