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首里城火災「原因は電気系統が濃厚」と消防局 原因究明急ぐ

2019年11月7日 07:53

 首里城の火災那覇市消防局は6日、出火原因は正殿の電気系統が濃厚との見解を発表した。正殿の北東部周辺の配線にショート痕のようなものが複数見つかり、出火との関連を調べていることも、関係者への取材で分かった。

全焼した正殿で実況見分する消防職員=2日、那覇市首里当蔵町・首里城内

 正殿を含む主要施設7棟が焼けた惨事から7日で1週間。県警と消防は、出火前後に大きな光が点滅した正殿1階北東側を出火場所とほぼ断定し、原因特定に向け、関係者を立ち会わせて実況見分を続ける。

 火元とみられる正殿内を警備員が最後に確認し、施錠と照明などの電源を切って退出した時間について、沖縄美ら島財団は1日の会見で出火確認の52分前としていたが、実際には約5時間前だったと訂正。出火までの5時間、正殿内を確認していないことになるが、財団の西銘宜孝事務局長は「監視モニターでは人の出入りはなかった」と不審者の侵入を否定した。

 県警や管理する財団などによると、焼けたのは中庭(御庭)を四方に囲むように配置された正殿や北殿、南殿など。出火約1時間半前の10月31日午前1時すぎまで、中庭で伝統芸能「組踊」の会場設営が行われていたが、電源は正殿と向かい合う奉神門で取っていた。

 県警は、正殿やその周辺にある防犯カメラの映像解析や関係者の聴取を進めた。出火前後、1階北東側で大きな光が点滅したのが分かり、県警はショートなど電気系統のトラブルがなかったかどうか捜査している。

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