ポークたまごおにぎり本店 清川勝朗代表に聞く

 沖縄県内外で4店舗展開する「ポークたまごおにぎり本店」(那覇市)が、今冬ハワイへ初出店する。片手で食べられる手軽さがヒットし、県民や観光客に人気だ。台湾や東南アジアへの進出も視野に入れる清川勝朗代表に、海外展開を決めたきっかけや、今後の事業展開などを聞いた。(聞き手=仲本大地)

「ポークたまごおにぎり本店」のハワイ進出について語る清川勝朗代表=2日、那覇市

 -ハワイ進出のきっかけは。

 「沖縄のソウルフードを世界に発信したいという信念をもっていた。利用客の中でも、台湾の観光客の利用が多かったため、当初は台湾への出店を考えていた。しかし、常連客から『ハワイの商業施設に空きがある』との情報を得て、二度とないチャンスだと思い、出店を決めた」

 -ハワイのウチナーンチュの支援が支えとなった。

 「県系経営者らでつくる、ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション(WUB)のメンバーとの出会うに感謝している。彼らのルーツである沖縄の企業のハワイ出店を大歓迎してくれた」

 「食材調達の当てがない中、WUBのメンバーから、米やポーク缶、のりなど現地の卸業者を紹介してくれた。ハワイで集めた食材でポークたまごおにぎりが完成した時の感動は忘れられない」

 -今後の展望は。

 「商品開発の際には必ず、現地の『家庭の味』をメニューに加えることを心掛けており、ハワイ限定のメニューも5、6種類考えている。また、現地の食材を使い、油みそなど沖縄の味の再現も試みている」

 「将来的に事業が軌道に乗れば、ハワイに新たな店舗も構えたい。また、当初計画していた台湾や東南アジアなどにも出店できればと考えている。コンセプトの『できたて、片手のごちそう』を今後も世界に発信し続けたい」