胃心地いいね「Elly 's cafe」恩納村瀬良垣

動物由来の食品は用いない「ベジ島豆腐タコライス」。しっかりした味わいで野菜も多く、ぺろりと食べられる

「おいしくてヘルシーな食事を提供したい」と話す乙井恵理子さん(左)と弘也さん=恩納村瀬良垣

Elly ’s cafe

動物由来の食品は用いない「ベジ島豆腐タコライス」。しっかりした味わいで野菜も多く、ぺろりと食べられる 「おいしくてヘルシーな食事を提供したい」と話す乙井恵理子さん(左)と弘也さん=恩納村瀬良垣 Elly ’s cafe

 肉や魚、卵に乳製品など動物由来の食品を口にしないビーガンの人も、そうでない人も一緒に食事を楽しんでほしい-。肉の代わりに島豆腐を使った「ベジ島豆腐タコライス」(1300円)は、オーナーの乙井恵理子さん(41)の思いが詰まった一品だ。

 2017年に夫の弘也さん(41)がダイビングショップを現在地に開業した際に、恵理子さんのカフェを併設した。「ダイビング後はおなかがすくし、潜った海についておしゃべりするのが参加者の楽しみ」(弘也さん)と聞いていたからだ。

 そのうち外国人客からビーガン料理の要望が増え、「沖縄らしいメニューを楽しんでほしい」とレシピ開発に挑戦。タコミートに用いる島豆腐の食感をどれだけ肉に近づけられるか試行錯誤しつつ、18年に完成した。島豆腐の水分の抜き方がこつで、黒糖を加えて味にコクを出すという。十数年前、沖縄に移住して初めて見た島豆腐。恵理子さんは「熱々でビニールに入って販売されていて驚いた。それが今はタコライスに。不思議なご縁」と笑う。

 葉野菜にベビーリーフ、キャベツなどたっぷり野菜に押し麦ごはんとボリューム感があるが、豆乳でできたマヨネーズ、いなむるちみそとアーモンド粉末で再現した粉チーズとタコミートの相性が抜群でぺろりと食べられる。

 「やんばる豚のロコモコ丼」(1300円)などビーガン以外のメニューも豊富で、グルテンフリーのメニューも模索中だ。「みんなが食べられる、みんなで食事を楽しめるのがうれしい」と話した。(北部報道部・村井規儀)

【お店データ】恩納村瀬良垣32番地。営業時間は午前8時~午後5時。水曜日定休。駐車場あり。電話098(967)7888。