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「心の復興を」 浦添市が首里城応援プロジェクト 講座や募金を開始

2019年11月9日 09:49

 沖縄県浦添市は8日、首里城再建や首里城の歴史・文化的価値の理解を支援する「てだこのまち首里城応援プロジェクト」を立ち上げた。市や市内小中学生による募金活動のほか、首里城について学ぶ講座を予定している。リーダーは琉球歴史研究家で浦添市立図書館の上里隆史館長が務める。

(資料写真)首里城

 プロジェクトでは、てだこウォーク2020参加者への募金呼び掛けや漆芸を専門とする浦添市美術館の学芸員派遣のほか、市立図書館で首里城関連資料の展示や講座を開設する。

 また、浦添中学校生徒会からの提案をきっかけに、市内全16小中学校で募金活動に取り組むほか、首里城に関する歴史の勉強会も予定されている。

 松本哲治浦添市長は、首里と浦添は歴史的にきょうだいのようなものだとしながら「再建支援のほか、私たちの心の中にあった首里城とは何かを見つめ直し、心の復興にも取り組む。息の長いプロジェクトになる」と説明。「大きな喪失感の中にあると思うが、復興に向かってわくわくしながらみんなで進んでいけたら」と願った。

 プロジェクトリーダーの上里館長は、首里城正殿が百浦添御殿と呼ばれたことなどに触れ「浦添は首里と同様、琉球の歴史の中心だった。首里城や沖縄の歴史に触れる機運を高め、支援につなげる」と強調。「再建時に大人になっているだろう今の子どもたちが、首里城を深く知り活用できる応援団になれるよう種まきをしたい」と意気込んだ。

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