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玉冠、衣装、屛風… 火災逃れた収蔵品展示 那覇市歴史博物館 来館者が増加

2019年11月9日 10:05

 沖縄県の那覇市歴史博物館で開催中の「琉球船と首里・那覇を描いた絵画史料」では、首里城を管理する沖縄美ら島財団所蔵の資料を展示している。首里城火災後、入館者が増加。倉成多郎主任学芸員(48)は「難を逃れ、受け継がれている歴史の重みを感じてほしい」と呼び掛けた。12月25日まで。

首里城収蔵品の「那覇港図屏風」に見入る修学旅行生=8日、那覇市歴史博物館

 絵画や図屏風(びょうぶ)、紅型の衣装などが並ぶ。同館が所蔵する琉球国王の玉冠の実物も今月13日まで公開している。玉冠は関東大震災の災禍もくぐり抜けてきたという。倉成さんは、琉球王国の多くの文化財が失われた今回の火災について「これ以上失うわけにはいかない。残ったものを検証して次につなげてほしい」と要望した。

 同館には、旅行社から大規模の受け入れが可能かとの問い合わせもある。8日も数十人の修学旅行生が詰め掛けた。山形県の神田匠さん(17)らは「当時の貿易の様子が分かって貴重だった。炎上後の首里城も目に焼き付けたい」と話した。

(写図説明)首里城収蔵品の「那覇港図屏風」に見入る修学旅行生=8日、那覇市歴史博物館

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