東京証券取引所の新興市場マザーズで、株価指数が2006年のピーク時と比べ約7割低い水準で推移していることが9日、分かった。上場している企業の業績低迷が目立ち、投資家にとって魅力が薄れているとの指摘もある。東証はマザーズを含めた主要な4市場の区分を見直す方向で、取引の活性化を目指す。

 東京証券取引所の情報センター=5日

 マザーズの開設はバブル崩壊後の景気低迷期だった1999年で、今月11日に20年を迎える。高成長が期待できるベンチャー企業の登竜門とされ、個人投資家が取引の過半を占める。10月末には上場企業数が初めて300社を超えた。成長性を重視し、先行投資で赤字決算でも上場できるのが特徴だ。(共同通信)