【小橋川慧通信員】トロント大都市圏内のミシサガ市で、北米最大規模の日本祭りの一つであるジャパン・フェスティバル・カナダが、8月24、25日に開催された。8万人が来場するイベントで、読谷村の三線製作・販売店アソビバ代表の山崎陽太さんがステージ演奏と伝統工芸品の展示・販売ブースで沖縄文化を紹介した。

 伝統の武道や芸能などが演じられたステージに山崎さんが立つと、司会者は「いろいろな国で活動している三線プレーヤー」と紹介。山崎さんはまず、日本最古の民謡「こきりこ節」を、ロック調にアレンジして演奏した。沖縄の楽曲では「かぎやで風」を披露し、「おめでたい時の曲でゆったりと演奏するので眠たくなります。でも眠っちゃだめですよ」と笑いを誘った。40分近いパフォーマンスで、最後の演奏を「唐船ドーイ」で締めくくった。

 ステージ後、山崎さんは駆け足で民芸品ブースへと移動。ブースには絶え間なく客が訪れ、展示されている三線、パーランクー、打楽器の三板(サンバ)などを手に取って試したり、質問したりした。山崎さんは「よく知っている曲なら10分で弾けるようになる」とアドバイス。三線初学習者が「きらきら星」やロックの名曲「スモーク・オン・ザ・ウオーター」などの曲に挑戦していた。

(写図説明)ジャパン・フェスティバル・カナダで演奏する山崎陽太さん=カナダ・ミシサガ市