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今年は孫も一緒に3世代ゴール? 第35回NAHAマラソンに挑む親子のストーリー

2019年11月11日 18:38

 第1回大会は生後8カ月の息子を抱いてゴール、子どもたちが16歳になったら親子走。そして、今年は孫も一緒に3世代ゴール?

NAHAマラソンに出場する(左から)野波正宜さん、正之丞ちゃんを抱っこする正太郎さん=13日、那覇市・新都心公園

野波さん親子を紹介した2001年12月3日の沖縄タイムス

NAHAマラソンに出場する(左から)野波正宜さん、正之丞ちゃんを抱っこする正太郎さん=13日、那覇市・新都心公園 野波さん親子を紹介した2001年12月3日の沖縄タイムス

 那覇市の野波正宜さん(66)にとってNAHAマラソンは家族の歩みそのものだ。長男の正太郎さん(34)が生まれた1985年。その年に産声を上げたNAHAマラソンで初のフルマラソンを走った。「太ってきたしジョギングでもしよう」と気軽に挑戦。だが、42・195キロのゴールを前に妻に抱かれた息子が目に入ると感慨が込み上げた。「息子と一緒にゴールしたいとふっと思いついて、100メートルくらい抱っこして走りました」

 正太郎さんは物心ついた頃から、このエピソードを聞いて育った。歩き始めたら手をつないでゴールしたことも。毎年出場する正宜さんを応援するのは家族の年中行事になった。

 「大きくなったら当然、一緒に走る」と思っていた正太郎さんが16歳になった2001年。「ついにこの日が来た」と武者震いしながら、父と走った初の大会で沖縄タイムス紙面を飾った。

 その後、弟と妹も16歳になると父と走った。正宜さんはNAHAマラソンを「健康で家族仲良くいてこそスタートラインに立てる。一年を締めくくる家族のお祭り」と例える。

 今年の第35回大会。正宜さん、正太郎さん、次男の研人さん(31)が参加する。9月に長男正之丞ちゃんが誕生した正太郎さんは、正宜さんに「孫と走るまで続けたら」と持ち掛けた。正宜さんは「80歳超えるよ。厳しい!」と戸惑いつつも「今年の結果で占います」と笑顔で返した。

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