県衛生薬務課は11日までに、県内のホテルと飲食店で2件の食中毒が発生したと発表した。

(資料写真)救急車

 南城市佐敷のユインチホテル南城内の飲食店「レストランサンピア」では、10月29日に食事した修学旅行の引率教員や添乗員ら10~60代の男女20人が下痢や嘔吐(おうと)、発熱の症状を訴え、うち11人の便からノロウイルスG2が検出された。同店は11月11日から5日間の営業停止処分を受けた。

 発症したのは、同店の夕食バイキングを食べた東京都からの修学旅行グループ14人(教員11人、生徒1人、添乗員2人)と、バス添乗員グループ6人。東京都のグループは生徒が民泊中だったため、教員などの限られた範囲の被害にとどまったという。調理従事者からも、同じ遺伝子型のノロウイルスが検出された。

 沖縄市大里の総菜屋「FAM泡瀬店」では3日、おにぎりなど総菜を購入した20代と60代の男女3人が下痢や嘔吐、腹痛を訴え、うち2人の便から黄色ブドウ球菌が検出された。調理従事者の手指や施設内の冷蔵庫・冷凍庫の取っ手から同菌が分離したとみられるという。同店は8日から4日間の営業停止処分を受けた。