【沖縄】市など県内各地で電光掲示板を背負ってワンマンライブの宣伝を続けるミュージシャンが話題を呼んでいる。読谷村在住のナオキ屋さん(46)は、30日に沖縄市のミュージックタウン音市場で開催するライブに向けて、各地を練り歩いている。会場の収容人数は約1100人だが、10月末現在売れたチケットは2桁台。それでも「身の程をわきまえていないが、同世代に挑戦するところを見せたい」と奮闘している。(中部報道部・大城志織)

集客を目指し、電光掲示板を背にワンマンライブのPRを続けるナオキ屋さん=10月31日、沖縄市・ミュージックタウン音市場

 ミュージシャンを夢見て29歳の時にソロ活動を始め、地道に活動を続けてきた。音楽ジャンルは「多ジャンル」。バラードやメタル、ハードコアなど多岐にわたる。

 だが40代に入った時、「周りの同級生は家を建てていたり、仕事を頑張っていたり、家庭を持ったり。自分は中途半端だった」と振り返る。真剣に音楽に取り組もうと一念発起し、40歳で初のアルバムを販売。精力的にライブも展開していった。昨年、音楽仲間と5人で「ナオキ屋バンド」を結成した。

 これまでは最大300人規模のライブだったが、今回、会場を借りる費用がこれまでの施設とほぼ変わらないことや「どんどん挑戦していきたい」との思いでライブ会場を収容人数千人を超える音市場に決めた。集客のためどうやったら目立てるかを考え、9月からギターバッグの後ろにネットで購入した電光掲示板を付け、電源も合わせて計4キロを背負いほぼ毎日歩いて宣伝する。「最初はめちゃめちゃ恥ずかしかった」というが、少しずつ興味を持って声を掛ける人も増えてきたという。

 ナオキ屋さんは「いけるところまでは頑張りたい。年齢を考えずに、やりたいことがあれば思い切って好きなことをやってもいいんじゃないか。ぜひ同世代にも来てほしい」と話した。

 ライブは前売り一般2千円(当日2500円)、高校生以下千円(同1500円)、小学生以下無料。問い合わせは、電話090(9784)0585ナオキ屋さん。