東京都労働委員会は13日、西武観光バス(埼玉県所沢市)に対し、幹部が部下を通じて労働組合員の運転士に「将来がなくなる」などと組合脱退を勧めたのは不当労働行為に当たると認定し、同様の行為を繰り返さないよう救済命令を出した。

 命令書によると、同社の秩父営業所に勤務していた運転士ら4人が2017年9月に労働組合の社内組織を結成。うち1人に対し、同社管理部次長の依頼を受けた営業所の別の運転士が「(組合に入ると)将来がなくなっちゃうんだよ。良いことは一つもない」などと伝え、脱退を勧めた。(共同通信)