JR東海は13日、東海道新幹線での火災発生時に乗客を誘導する訓練を静岡県三島市の三島車両所で行った。2020年東京五輪・パラリンピックに備え、初めて車いすの乗客が複数いると想定した。

 東京五輪・パラリンピックに備えた避難訓練で、車いすの乗客役を背負って新幹線の車外に出るJR東海の社員ら=13日午前、静岡県三島市の三島車両所

 訓練は実際の車両の14~16号車を使い、走行中に14号車の乗客のモバイルバッテリーから出火して駅間で停車したと設定した。14号車で車いす客役の3人を乗務員らが背負い16号車に移動し、16号車の2人を含めた5人と他の乗客役の約200人を車外に誘導した。外国人乗客に英語で案内する手順も確認した。

 同社はこれまでも車いす客を避難させる訓練はしていたが、1人と想定していた。(共同通信)