【ローマ共同】「水の都」として知られるイタリア北部ベネチアで12~13日、悪天候が続き記録的な高潮が起きた。水位が通常より最大187センチ上昇し市内の85%以上が浸水。自宅が水に漬かり男性住民(78)1人が死亡した。感電したとみられる。地元メディアが報じた。

 13日、イタリア北部ベネチアでサンマルコ広場を歩く市長(ロイター=共同)

 194センチの高潮を記録した1966年に次ぐ水位上昇といい、大聖堂が立つ観光名所のサンマルコ広場では下半身が水に漬かった状態で歩く観光客の姿も見られた。多くのホテルが冠水し営業を停止したという。

 アドリア海に面する潟に浮かぶベネチアでは地盤沈下が進み、秋から冬にかけて高潮被害がたびたび発生している。(共同通信)