政府が検討している厚生年金の制度改正案の骨格が13日、出そろった。社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の部会に、働く高齢者の厚生年金を減額する基準を「月収51万円超」に引き上げる案を正式に提示。パートら非正規として働く人の加入を促すため、現在の「従業員501人以上」との企業要件を「51人以上」に引き下げる方向で調整していることも判明した。

 働いて一定以上の収入がある高齢者の年金を減らす「在職老齢年金制度」は現在、65歳以上の場合、毎月の賃金と年金の合計が「47万円超」の人が対象。この制度が働く意欲を損なっているとの指摘を受け、「51万円超」に見直す。(共同通信)