2000年12月に東京都世田谷区で宮沢みきおさん=当時(44)=の一家4人が殺害された事件で、警視庁成城署捜査本部が証拠保全の捜査を全て終え、遺族側と現場住宅の取り壊しについて協議していることが15日、同庁への取材で分かった。事件は来月末で発生から19年となる。

 取り壊しについて協議されている、世田谷一家殺害事件のあった住宅=15日午前、東京都世田谷区

 捜査本部によると、犯人の指紋やDNA型などの客観証拠の他、屋内の様子を3Dで再現するために必要な資料の収集を今年に入り全て終えた。住宅は築約30年で、外壁に亀裂が入るなど倒壊の恐れがあり、同庁は3月、取り壊しを遺族側に打診した。(共同通信)