第38回肢体不自由児・者のデジタル写真展(主催・日本肢体不自由児協会)で、沖縄県名護市宇茂佐の県立桜野特別支援学校高等部2年の仲村穂乃花さん(17)の作品「ふしぎなせかい」が、特賞(テルウェル東日本賞)に輝いた。全国から寄せられた応募作品数815点のうち、特賞は4点という狭き門。仲村さんは「たくさんの人に褒められて、私もモデルになった友達もとても喜んでいる」とコメントした。

特賞に輝いた仲村穂乃花さんの作品「ふしぎなせかい」

特賞に輝いた仲村穂乃花さん(左)と写真のモデルになった宮城光希さん=14日、名護市の県立桜野特別支援学校

特賞に輝いた仲村穂乃花さんの作品「ふしぎなせかい」 特賞に輝いた仲村穂乃花さん(左)と写真のモデルになった宮城光希さん=14日、名護市の県立桜野特別支援学校

 仲村さんは写真を撮るのが好きで中学1年の頃からコンテストに出展。今回も美術の授業の一環で、タブレットを使ってコンテスト用のベストショットを狙っていたという。

 シャッターチャンスは偶然やってきた。授業中に中学部2年の宮城光希さん(13)の姿と面白い構図が画面に飛び込んできてシャッターボタンを押した。写真の中のテレビ画面に何重にも同じ映像が映し出されていることに感激した。

 仲村さんは「楽しそうにしている友達を撮るのが好き。特賞が取れて毎日うれしい」とにっこり。

 作品を見た比嘉徹教頭は「アングルもシャッターボタンを押すセンスもすごい」。美術の伊良波愛理教諭は「穂乃花さんはいつも撮影ポイントを探している。すごい賞に学校のみんなが喜んでいる」と話した。

 表彰式は12月12日に東京芸術劇場で行われる。