和歌山県北山村で16日、強い酸味がある特産のかんきつ類「ジャバラ」の収穫が始まった。村営農園と29戸の農家が栽培し、例年並みの約100トンの収穫を見込む。大半がジュースやジャムなどに加工され、近年は花粉症を緩和する効果があると注目されている。

 和歌山県北山村で始まったジャバラの収穫=16日

 村営農園では地元の女性ら約10人が早朝から集まり、大きく育った薄黄色の実を、はさみで一つずつ丁寧に切り取って籠に入れていた。

 北山村は三重、奈良県境の山間部にあり、和歌山県のほかのどの市町とも接していない全国唯一の「飛び地」の村として知られる。村では自生していた1本の原木からジャバラの苗木を増やしていったという。(共同通信)