豚コレラ(CSF)の豚への感染拡大を防ぐワクチンが、年内に追加で250万頭分そろう見通しとなった。農林水産省が17日までに明らかにした。感染がさらに広がってもワクチンが不足する事態は当面、回避できそうだが、農水省は未発生の自治体での接種には慎重だ。

 豚コレラの感染を防ぐため豚に接種するワクチン(共立製薬提供)

 農水省は岐阜県や愛知県など12県を、ワクチンの接種推奨地域に指定。備蓄していたワクチン約150万頭分のうち計約130万頭分を12県に割り当て、10月下旬に接種が始まった。

 増産もメーカーに依頼し、12月半ばまでに250万頭分を、来年3月末までにさらに250万頭分を追加で確保できる見込みとなった。(共同通信)