「ウランペレット」と書かれた棒状物体の発見を受け、沖縄県宮古島市は19日午前9時から市役所平良庁舎で緊急の記者会見を開いた。下地敏彦市長は「陸上自衛隊が放射線量を測定した結果、検出されなかった」と報告。同日午前2時すぎから対応に追われたといい、「まずは放射線が確認されなかったので一安心している」と安あん堵どの表情を浮かべた。

 発見現場から約150メートル離れた場所で給油所を営む仲宗根政彦さん(66)=市伊良部国仲=は、同日午前6時50分ごろ、伊良部の国仲橋の上でマスク姿の6~7人の自衛隊員がいるのを目撃した。「何事かと驚いた」と話す。身近で核燃料の疑いのある物が発見されたことに、「実際に放射能が出ていたらと思うと恐ろしい」と肩をすくめた。

 別の男性(67)=同=は「付近ではこういう騒動は何十年も起きていない」と説明。「もし、誰かがいたずらでやったものだとしたら迷惑な話だ」と話した。