那覇青果物卸商事業協同組合(那覇市、名嘉重則理事長)は10月下旬から、種なしで皮ごと食べられる米国産ブドウを直輸入している。手軽さから、年々消費者の人気を集めているという。

米国直輸入の種なしブドウをPRする那覇青果事業第1部の長松九一郎部長(右)とJWMアジアジャパン仕入部の手島太ディレクター=12日、那覇市港町

 JWMアジアジャパンと協力し、米国産ブドウの直輸入を始めて5年目になる。今季は12月初旬までに、50トンを入荷する予定。入荷量は、直輸入を始めた15年度から約1・8倍に増加している。

 同社仕入部の手島太ディレクターは「産地のカリフォルニアの農家は、種あり品種から種なしに生産をシフトしている」と話す。消費者の引き合いが強く、アメリカでは、種なしブドウの品種開発が活発になっているという。

 同組合の長松九一郎事業第1部長は「果実離れが進み、国産ミカンでさえも消費が落ち込む中、食べやすく、手間がかからないフルーツが人気を集めている」とし「多くの人に直輸入のブドウのおいしさを味わってほしい」と話した。