沖縄県立浦添商業高(松村嘉英校長)総合ビジネス科・情報処理科の生徒55人はこのほど、3泊4日の日程で韓国へ初の修学旅行をした。韓国の観光公社や景福宮など歴史的建造物などを学習。最終日にはソウルコンベンション高校を訪問して昼食を共にし、土産交換や互いに伝統芸能などを披露し交流を図った。

修学旅行で韓国を訪れた浦添商業高校の生徒たち(提供)

ソウルコンベンション高校の生徒たちと交流する浦添商業高校の生徒ら(提供)

修学旅行で韓国を訪れた浦添商業高校の生徒たち(提供) ソウルコンベンション高校の生徒たちと交流する浦添商業高校の生徒ら(提供)

 同校は国際化・情報化に対応する自主的人間の育成を目的としている。国際観光科は毎年、主にシンガポールやマレーシアなどに修学旅行を行ってきた。ビジネス科と情報処理科の海外修学旅行は初めてという。

 韓国からの沖縄県への観光客が多いことから、日本に一番近い国の歴史・文化を学び韓国を理解しようと、2020年度から同校の総合ビジネス科・情報処理科には「韓国語」を選択科目に取り入れる予定。

 今回、韓国への旅行にあたっては、日韓関係の悪化などから保護者から韓国の治安を懸念する声も挙がった。同校は保護者や生徒への説明会を3度開催し、さらに外務省の渡航情報や関係機関と連絡を密に取り安全を確認したという。

 一方、修学旅行の日程を終え帰沖した生徒たちからは充実した交流だったとの感想が聞かれた。

 松長海雅さん(17)は「韓国の人はとても親切だった。本場のキムチがたいへんおいしかった。また行きたい」と笑顔。

 交流会で琉舞「かぎやで風」を披露した宮城愛佳さん(17)は「パスポートを申請する時から気持ちが弾んだ。韓国語を学び将来は日韓交流の一助になりたい」と目を輝かせていた。(翁長良勝通信員)