沖縄県の座間味村が阿真区内で行った村道工事で、道路が区の同意を得ずに区保有地の一部に敷設されていたことが20日までに分かった。村産業振興課は「集落側まで道を伸ばした方が利便性の向上になると考えた。事前承諾を得なかったことについては謝りたい」と説明。区側は承諾なしに区保有地が整備されたと反発している。

11月初旬に座間味村阿真区の保有地まで伸びた道路=11月14日、同村

 村によると、整備されたのは阿真ビーチ入り口から集落に伸びる全長約140メートル、幅約4メートルの道路。今月初旬に道路舗装を完了したが、道路の端部分の約30メートルが区の土地だったという。

 自治会役員の一人は「区の承諾を得ることは必須。必要な工事か意見を交わせないまま完成した」と批判。同自治会の仲本重義区長(64)は「地元のための工事という言い分は理解できるが、きちんと手順を踏んでほしい」と話した。

 村は「事前承諾を得なかったことは謝りたい。区の要望があれば元の状態に戻したい」と話している。