東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水を浄化した後の処理水の状況に関し、政府は21日、各国の在京大使館関係者向け説明会を外務省で開いた。同省や経済産業省、東電の担当者が、処理水に含まれるトリチウムなどの放射性物質を1年間で海洋や大気に全量放出した際の影響などを示した。

 在京大使館関係者向けに開かれた、福島第1原発処理水の状況に関する説明会=21日午前、外務省

 外務省などによると、全量放出しても、一般の人が自然に被ばくする年間線量に比べ約1600分の1~約4万分の1にとどまるとして「影響は十分に小さい」と説明。大使館側は18の国と地域から計19人が出席し「環境放出前に、トリチウム以外の放射性物質は再浄化で取り除けるのか」と質問があった。(共同通信)