20日に沖縄の南海上で発生した台風27号。11月も後半に入っても、熱帯低気圧が台風に発達する状況が続く。気象庁によると、11月の台風発生個数は平均2.3個だが、今年の発生は5個で、平年より倍以上と多い。今年は9月以降、発生数が平年を上回って推移しており、年間通しての平均発生個数の25.6を超えている。海水温が高かったことが関係するが、台風の多発で海水がかくはんされており、今後、発生、発達は収まるとみている。

台風27号の針路予想図(気象庁HPより)

 台風27号は、22日から23日にかけて沖縄の先島諸島へ接近する見込み。沖縄地方に接近する台風は年平均7.4個で、今年はこれまで6個が接近している。台風27号が接近しても7個と平年並みとなる。沖縄気象台の各官署から300キロ以内に台風の中心が入ると接近として数える。

 22日には台風の最大風速は23メートル、最大瞬間は35メートルを予想しており、先島地方では大荒れの天気となる。しかし、今後勢力は弱まる見込みで23日午前9時には熱帯低気圧となりそうだ。熱低となっても影響は続き、沖縄本島地方を含め24日までは雨雲に覆われて悪天候となる見込み。